映画評・書評・その他日常について

映画を観て・本を読んで、何を思ったのか?についての覚書です。
また、何気ない毎日の中の出来事についての覚書でもあります。

生きていくこと

大きな台風が残した爪痕が消えないうちに、
北海道で大きな地震があり、大変な思いをされている方が
今たくさんいらっしゃるのだと思うと、本当に苦しくなる。


関西に住んでいる私にとっては、これから来ると言われている大きな地震について
どうしても考えてしまう日が続いている。
先日のNHKの地震の番組を観たことも大きいと思うけれど。


年をとり、いろいろな経験をし、身体はその影響でいろいろ無理が聞かない状態だし、
老化も進んできた。
今は結果待ちだけれど、もしかしたら大きな病気にかかっているかもしれない。
そんなこんなで、前途多難で途方に暮れているという状態だった。


そんな時、偶然、やなせたかしさんの「手のひらを太陽に」を耳にした。
外出中だったのに、不覚にも、涙があふれそうになった。
良い歌だと思う。勇気をもらった。



手のひらを太陽に



ずっと昔、阪神大震災があり、個人的に大きな出来事も重なり、心が動かずただ生きているだけの状態の時、村上春樹さんの『ダンス・ダンス・ダンス』を読んで、その中の羊男の言葉に力をもらった時のことを、思い出した。


音楽が続いている間は、踊り続けるんだよ。何故踊るのかなんて考えちゃいけない。上手にステップをふめないなんて気にしちゃいけない。とにかく踊るんだよ。


原文にあたってないから、すごく乱暴な要約だけれど、私の中では、羊男に、とにかく自分が生きる意味なんて考えずに、できるだけ全力で生きるんだと言われているような気がしたのを覚えている。


渦中にいる時には、そんな歌や小説に思いをはせる余裕などないと思う。けれど、歌や物語にはやはり人を救う力があるのだと思う。
どうぞ、少しでも多くの人の心に、歌や物語を作った人たちの思いが届きますように。



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