映画評・書評・その他日常について

映画や書籍についてのブログです。
映画を観て・本を読んで、何を思ったのか?についての覚書です。
また、家事や旅行が好きです。
何気ない毎日の中の出来事についての覚書でもあります。

中島芭旺『見てる、知ってる、考えている』

見てる、知ってる、考えてる
見てる、知ってる、考えてる
サンマーク出版


中島芭旺『見てる、知ってる、考えてる』を読んだ。
ここに来て急に、彼の著書を読んでみたくなったから。


彼はものすごく辛くて悲しい思いをして傷ついた人なのだと思う。そして、そこからなんとしてでも立ち直ろうとしている人なのだと思う。そういう人だからこそ紡ぐことができる言葉が、書かれていた。


子どもらしさと大人らしさ。悲しさに流されそうな感情と強い意志。教わったことに加えられていく自分で実感したこと。自分自身に言い聞かせるように、言葉が紡がれていた。


私は彼の何倍も生きてきたけど、まだ分からないことがいっぱいある。彼の書いていることに、「本当に、そうだね」と言いたいけど、言えない自分がいる。
人生って、そうなのか?
生きるって、そうなのか?
社会って、そうなのか?
と考えてしまう。


それは、今の私にはまだ傷口から新しい血が流れているからなのか?
年を取りすぎて心の柔らかさを失った為なのか?
彼と同じような気持ちを持ち続けて戦い続け、負け続けた為なのか?
今はまだ立ちあがる勇気もない為なのか?
まだ、彼の境地に至っていない為なのか?
よく分からない。


よく分からないけど、祈るような気持ちでこう思う。
彼の言葉が私の真理になってほしいと。



※今日の料理:レンズ豆のスープ・タコのガーリックソテー・ミックスビーンズのマリネ


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