映画評・書評・その他日常について

映画や書籍についてのブログです。
映画を観て・本を読んで、何を思ったのか?についての覚書です。
また、家事や旅行が好きです。
何気ない毎日の中の出来事についての覚書でもあります。

MISS POTTER  ミス・ポター

ミス・ポター [DVD]
ミス・ポター [DVD]
角川映画
2010-08-27
DVD

ピーターラビットのかわいい置物を送ってくれたイギリスに留学中の友だちからのカードには、湖水地方の旅から帰ってきてすぐに『 MISS POTTER 』を観たことが書いてあったので、私もさっそく本棚から久しぶりにDVDを出してきて『ミス・ポター』を観ました。


この映画は前に一度観ただけだけど、一度目に観た時よりも印象が変わっていました。どこがどう変わっていたのかは、今回は内緒です。


さて、自分で自分を認めることができない人(←今の私の課題です)は、過去などの時点で、人からありのままの自分、そのままの自分を受け容れてもらうことができなかった経験を積んでいるというのは定説ですが、上流階級に属するらしいミス・ポター(ベアトリクス)もその要素を持った一人でした。


上流階級の未婚の女性というルール、父母の価値観のルールの中で親の家で親の庇護のもとに暮らしています。
けれども、彼女の場合は、私のような”自分で自分を認めることができない人”ではなく、確固とした自分を持ち続けていながらもそれを自由にそのままふるまうことが難しい状況に置かれていました。


そういう彼女が自分から出版社を回ったことから運命が動き出し、出版をしてくれる出版社に巡り合い、その出版社で良い編集者であり理解者であり婚約者にもなるノーマンに出会って、家や父母の庇護下を抜け出し自信を持って自分らしく、それも、自分らしく生きることがそのまま現代のナショナル・トラスト運動にもつながっていくほど壮大に生きていくというストーリーです。


途中、いくつもの愛が描かれています。ノーマンとベアトリクスとの愛、そして、父母のベアトリクスへの愛、ミリーとベアトリクスとの友愛、ウィリアムとベアトリクスとの間に愛が芽生え始める予感…


条件の良い相手とつり合いのとれた結婚をすることを至上とする時代背景の中で、幼いころから絵を描く楽しさを知ってしまったベアトリクスは結婚のために相手を探すと言う行動はとれません。しかしながら、彼女が彼女らしく生きていくことで、そういう彼女を愛する人に巡り合っていきます。


留学中の友だちからのカードに素敵なフレーズがありました。
「誰かから手紙が届く時のワクワク感とか、誰かと心が通じ合う時の嬉しさとか思い出しました」。


本当に、そんな映画でした。ベアトリクスとノーマン、あるいはベアトリクスとミリー、ベアトリクスとウィリアムの関係を見ていると、本当に、「誰かと心が通じ合う時の嬉しさ」を私も強く思い出し、良いなあ素敵だなあと思いました。
これから先、もっともっと、様々な人と、そういう「心が通じ合う」経験をしていきたいなあと思いました。


内容以外の感想では、この作品の前後に、あの、ブリジット・ジョーンズであったとは思えないほど、レニー・ゼルウィガーはベアトリクスでした。良かったです。でも、何事にも全力に生きているブリジット・ジョーンズはベアトリクスよりも少し”下品(!)”だけど、私は大好きです。


やっぱり、湖水地方、良いなあ。




×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。